|
これは有名な会社の面接試験。 一対一の面接をしないで全員に体育館に集まってもらい、社長さんが毎年質問するのは次の二つです。 「この中でお母さんの方たたきをしたことがある人、手を挙げてください。」みんな手が挙がります。 「親孝行ですね、みなさんは。では、もう一つ聞きます。お母さんの足を洗ったことのある人、手を挙げてみてください。」誰も手が挙がらない。 「もし皆さん方が我が社に入って一生懸命働きたいという気持ちがあるんでしたら、どうか今日はお家に帰ってお母さんの足を洗ってさし上げて下さい。それから我が社に入って下されば、こんな嬉しいことはありません。面接は以上で終わります。」
言われた青年たちは、「今のこれ面接だったの。じゃ、この会社はお母さんの足を洗ったら採用してくれるの。有難い。」と喜んで家に帰って、お母さんの後ろばかりくっついてくるから、「なんで母ちゃんの後ろばっかり。気持ち悪い。また小遣いか。」「違う。母ちゃん、ちょっと風呂場に行こう。」「何で。」「母ちゃん座って。そして靴下ぬいで。」 「どうしてぬぐの、本当に気持ちが悪い子だね。」「あそこの社長さんが、今日面接試験で母ちゃんの足洗ったら採用するって言った。俺、母ちゃんの足洗うから。」とお母さんの足を洗った。 洗っているうち気がついた。二十二、三歳の青年を持つ母親の年、それは五十歳前後です。足の裏はかさかさなのです。 「かさかさになっている。俺たち育てるために母ちゃん苦労しとったよな。気がつかんかった俺。」時には泣きながらお母さんの足を洗う青年もいるそうです。この社長さん、感謝の気持ちが一杯ある方だと思う。そういう経営者のやっている会社は強いです。人間の一番大事な原点を忘れていらっしゃらない。私達は、みんな母の血をもらって大きくなりました。
|