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このごろは電話を申込むとすぐ取り付けてくれる、私の電話番号は、この表題にも載せてあるようにA44○○である、この電話番号が珍しいでもなんでもないが2局とういのはほとんど古い、今は2局の局番はついてこない、当時は申し込んでから3年くらいせんと付けてもらえんかった。また、一般家庭には尚更つけてもらえない、それで近所の呼び出しが多くて、我が家で利用するより他人が利用するのが多いくらいだった。夜中でもベルが鳴るので飛び起きれば、誰さんを呼んでくださいとあつかましくかかってくる。 また、寝入ってから入り口の扉をドンドンたたくので起きれば、電話を貸してくれ。 日中でもかかってくれば、とんでもない遠い家で私も知らない家、また仕事をしているので、近くで遊んでいる子供たちに小銭をくれて呼んでくる呼んで来るように頼まなければならない、時間がかかるので切っておく、しばらしてからくる。電話を掛けたかと思うとガチャンと切る。どうも間違ってかけたらしい。またかける、そしたらその電話の長いこと長いこと、かろうじて終わったと思ったらその儘何ともお礼も言わずに帰る。こちらはえらい損害。ええ加減気分も壊してきたので、一切どんな急用があろうが他人のことは知ったことではない取次ぎもせず、また呼び出しもせぬ様に張り紙をしたら大分少なくなった。 やれやれ少しは気が楽になった。 ある日、熊本の弟の家に行くことになった。皆さんもご存知の方もあろうかと思います。菊池電車に乗って約半分くらいの処に再春荘前という田舎の無人駅がある。駅を降りるとそこはどこでも見かける風景である。路線に沿う自動車道があり、駅前には田舎のデパートが1件ある。酒あり、煙草あり、果物、菓子とならんでいる。 弟に家までは、ここから約5キロくらいはあるだろう。養鶏場をしているから自動車は何台もあるから迎えに来てもらおうと思って、この店に電話を借りに行ったら店の主人が私の電話は赤電話ではないからかしません。とアッサリ断られた。しかたがない、付近にも家はないタクシーからと思ったが生憎空車がなかなか通らない。あの暑いのにテクテク歩かざるをえない。 これは私が近所に電話を貸さなかったからである。悪い種を蒔いたので、悪い実がみのった。
私の家内は、チョット胃が痛むとニンニク灸をして治したり、また私にもよくこれをして呆れた。おかげでこの頃は胃とは言わんようになった。しかし自分はおっくうなるのが面倒なのか、あまりしないので時々、胃と言う、「紺屋の白ばかま」とはこのことだ。 この治療法は親ゆづりらしい。それでよく人にもやっている。近所のある奥さんが非常に胃が痛んで困っていられたので、この方法を教えたところ痛みが取れたがニンニクがありませんと言われた。このニンニクは冬場になるとこの灸に使うようなのがなかなか無い。しかし頼まれたので何とかせねばと、私は寒いのに自転車からあちこちと行き漸く1丁目の東栄ストアまで行き探して持っていった。その時は、自分も欲しかったが、全部差し上げた。 その翌日、今はなくなられた、林優さんという私の家の裏に土地を持っておられる長崎・新地の中華料理店を経営されておられる中国人(今は日本籍と思う)のかたが、奥さんニンニク要りませんか、と言って沢山、まったく沢山です。私の家にくれていかれるじゃありませんか
「まかぬ種には生えぬ」とは昔の人はよく言ったものだ。よい種、悪い種、カボチャの種を蒔けばカボチャ、メロンとは前号に記載されていた。 意識もせずに蒔いたこの種もチャンと芽が出てくることを教えられた。
金が欲しかったら金をまけ、とはこのことだろう。これは博打とか酒とか自分の欲望のために蒔くのではなく、世のため人のために蒔けとのこと。10年もすれば利子までついてくる。親が受け取らなかったら、子がもらうことになる。
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